カウンターのお店として思うこと

ルールという明文化されたものが無いと、

『分からない』のか、

『やらなくてもいい』と考える方が多いのでしょうか？

 

少々毒づく感じの内容になってしまうことをお許しください。

 

カウンターだけの酒場を営んでいる店主として

僕の考えを書きます。

（これは、酒場だけでなくカフェなども変わらないと思っています）

 

カウンターという場所、僕自身はパブリックスペースと考えています。

 

職業、年齢、性別、社会的ステータス、考え方、価値観などが違う、

本当に色々な方が集い、隣り合って座ります。

 

そういった場で大事なことは、

『自分自身がどのような人間であれ、相手に対して礼を持って接する』ことだと考えています。

 

その場は会社でもなければ、家庭でもありません。

上司や部下、恋人や友達、親や兄弟といった関係でもありません。

 

ずけずけと立ち入られたくないこともありますよね？

 

常連さんとして何度も顔を合わせている方同士でもさることながら、

初めてお会いする方との会話は、尚更その距離感はあろうかと思います。

 

 

もしかしたら、他店では違う考え方かもしれません。

 

ですが、ワイン酒場あるびぃは『コミュニティの場としての酒場』を

コンセプトにしております。

 

当店ではそういったマナーをもって会話を楽しめる方にこそ

ぜひお越し頂きたいと考えています。

 

 

お目汚し失礼いたしました。

 

２０１６年８月２５日

ワイン酒場あるびぃ

代田　誠